大学では、経営工学を専攻し、人間の特性に焦点を当てた人間工学も学びました。大学を卒業後はシステムエンジニアとして従事しておりましたが、無形財産である知的財産権に関心を持ち、弁理士資格取得を目指しました。弁理士資格を取得後は、約15年ほど大阪・東京の特許事務所で勤務しました。
弁理士の仕事は、特許庁へ手続きするための書類を作成するデスクワークが中心になります。長時間のデスクワークによって、病気とまでは言えないデスクワーク特有の不調(首・肩こり、けん怠感等)があったので、約4年くらい、ジム通いやヨガ等を行っていましたが、改善に至りませんでした。
その後、運動不足や不調改善のためにピラティスレッスンを受けるようになりました。レッスンを重ねていくうち、ピラティスの理論的な身体の整え方に惹かれ、身体の仕組みやピラティスによって身体がどのように変化するのかをより深く知りたくなり、ピラティスのインストラクター資格を取得しました。
ピラティスインストラクターの資格を取得した後、気づけば以前の不調は無くなり、脳疲労も軽減されて集中力や意欲の高まりを体感しています。
あらためて、ピラティス考案者「ジョセフ・ピラティス」の考え方である”Body・Mind・Spiritの完全なる統合”を実感しています。
私が大学で興味を引かれた人間工学もピラティスもどちらも人間の特性に深く関わるものであり、技術的なアイデアやブランドも人間の特性や感性等から生まれます。
これまでの経験を活かし、事業のコアとなる知的財産の創造、身体のコアである体幹の創造をサポートさせていただき、お客様の可能性を引き出すお役に立ちたいと思います。
大塚 千秋